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HOME > コーチングエッセンス > コーチングエッセンス 2010,06,07号

コーチング・エッセンスVol.35

プライマリ・ケアにおけるポイント 【 その4 】

★★ プライマリ・ケアにおけるポイント ★★

     【5つの基本ステップ 】

 

★Step1【目標を決める】→「どのような健康を手に入れたいですか?」
    【現状を知る】→「現状はどうですか?」

★Step2【障害を知る】→「うまくいっていないことは何ですか?」
      【強みを知る】→「うまくいっていることは何ですか?」

★Step3【戦略を練る】→「目標達成のためにあなたは何ができますか?」

★Step4【サポートをする】→「私がサポートできることは何ですか?」

★Step5【行動を促す】→「いつから始めますか?」

今回はStep 3・4・5 です。
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【3】Step3:「目標達成のためにあなたは何ができますか?」

●患者が自分で戦略を考えるこのステップは、患者に自ら達成可能な行動を決断する大事なプロセスです。

Step2で患者が目指すゴールを達成するために解決しなければならない障害と強みを明らかにするためです。
Step3では全体を眺めることによって障害を避け、問題を解決し、あるいは強みをうまく使って

ゴールに向かうための戦略を患者から引き出します。
Step3では患者自身が戦略を考えます。これまでの医療では、指導する側が患者に専門家の立場で目標を決め、

それに合わせた指導を患者にしていました。
基本は患者本人に考えさせることです。患者は何をすればよいか尋ねられることで、

自身の抱えている問題の解決方法を自問自答していきます。

●複数の戦略を考えさせる
目標に向かって動き始めたとき、つい、今までにやってきたことと同じ方法を選びがちである。

方法は1つとは限らないことを伝え、3〜5つの方法を考えさせる。

選択肢が多ければ多いほど、早く目標までたどりつくことができる。

☆質問集
「目標達成のためにあなたができることは何ですか?」
「ゴールの達成には何が必要ですか?」
「できることを5つあげてください」
「一番効果的なのはどれですか?」
「二番目に効果的なのはどれですか?」
「すぐに実行できるのはどれですか?」
「ほかにどんな方法がありますか?」
「今の生活で変えられそうなことはありますか?」
「何かきっかけが必要ですか?」
「血圧を下げるためにあなたができることは何ですか?」
「野菜を多くとるために工夫できそうなことはありますか?」

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【4】Step4:「私がサポートできることは何ですか?」

●患者がリクエストしたことを指導する
このステップでは,患者に何をサポートしてもらいたいかを考えてもらいます。
「私にサポートできることは何ですか?」という質問によって、具体的に焦点を絞って、

患者が望んでいる指導をすることができます。

●提案のスキルを使う
どうしても患者にさせなければならないことを提案します。コーチングでは提案をするときは、

相手の耳を広げるために「1つ提案がありますが、聞きたいですか?」というように前置きを添えます。

☆質問集
「私がサポートできることは何ですか?」
「私がサポートできることを3つ考えてくれますか?」
「私に何かお手伝いできることはありますか?」
「私に何かして欲しいことはありますか?」
「私にどんな言葉をかけてほしいですか?」
「私から欲しい情報はありますか?」
「他に何か知りたいことはありませんか?」

※ありませんか?→ありますか?どちらでも可能です。
※サポートできることを思いついたらいつでもお知らせください。

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【5】Step5:「いつから始めますか?」
 
患者自身が実際に行動に移さなければ意味がありません。このステップでは、

患者がStep3とStep4で考えた戦略に、時間要素を入れた具体的な決断を促します。

患者は自ら考え、自ら決断したことで、初めて行動が生まれます。
そのために、いつから行動に移すかを言葉に出して答えさせる必要があります。
患者は自分の口からいうことで、自分や主治医への約束・決意表明になり、

行動に移すモチベーションが高くなります。

☆質問集
「いつから始めますか?」
「いつからなら始められそうですか?」
「できそうですか?」
「経過を教えてくれますか?」
「次の診察はいつにしますか?」
「本当に取り組みますか?」

次回は、「5つの基本ステップ」の最終回として、不定愁訴の患者の事例を
紹介します。

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