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HOME > コーチングエッセンス > コーチングエッセンス 2010,04,05号

コーチング・エッセンスVol.32

プライマリ・ケアにおけるポイント 【 その1 】

今回は心療内科の側面から「コーチングの技法」を紹介します。

不定愁訴を訴える患者は,こうしたらよくなるという信念をもっていることがあります。

「どうしたらよくなるのか?」という質問でその信念を引き出し、たとえ医学的に因果関係が証明された

方法でなくても、それが実現可能で患者に有益な内容であれば可能な限り援助を行うとよいでしょう。
 
主治医が器質的疾患を診察や検査で異常を否定して「どこも異常はありません」と説明しても、

「症状があるのに異常がないといって見放された」と感じてしまいドクター・ショッピングを

繰り返す患者も少なくありません。不定愁訴の患者と良好な医師-患者関係を築き、ドクター・ショッピングを

止めるために、コーチングの技法を用いて、先入観なしで患者の訴えを傾聴し、承認することが有益であるといえます。

●はじめに
不定愁訴の患者は訴えが多く、しかも医学的に説明が困難な場合も多く、扱いにくい患者となりやすいといえます。

しかし、いったんよい関係を構築できれば「あの先生のおかげでよくなった」と、ほかの患者に勧めてくれることが

多いようです。患者とのよい関係構築にも役立ち、また、患者にライフスタイルを見直しをさせる際に役立つ

コーチング技法を何回かに分けて紹介します。

【1】まず「コーチング」とは 
コーチングとは「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味で、語源は「馬車」といわれています。
1980年代にアメリカのビジネス界で経営者やマネージャーにつく「コーチ」が生まれ、1990年に入ると

アメリカのビジネス界に爆発的に「コーチング」が広まりを見せました。IBMを始めとする一流企業がコーチを

重役やマネージャークラスにつけて業績を上げるようになり、1990年代後半に「コーチング」はわが国の

ビジネス界にも注目されるようになりました。
 
コーチングとは「相手が自ら考え、自ら決断し、自ら行動するように促す」コミュニケーションの技法です。

今や、人材育成やマネジメント、あらゆるコミュニケーションシーンにコーチングが活かされていく時代といえます。

その波が、医療・教育分野へ2001年あたりより浸透しつつあります。

多くの場合、目標を達成したり、障害を打開するための答えや能力は、その人自身がもっている。

コーチングでは質問や提案、承認などのさまざまなスキルによって相手の考えや能力、知識などを引き出し、

目標を達成するための最善の方策について考え、確実に行動が起こせるようにサポートをしていきます。

●次回は、『プライマリ・ケアにおけるポイント(その2)』をお届けします。
「医療界へのコーチングの広まり」と「診察室で患者が不定愁訴を訴えているときの基本スキル」を中心に紹介します。

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