医療コーチング、メディカルコーチングの人材を育成するコーチクエスト

SPIC

法人・団体様のお問い合わせはこちらから

最新情報

最新セミナースケジュール

研究成果のデータ

コーチクエストに関するお問い合わせ
TEL:0467-23-8161【受付時間】平日 10:00〜17:00
インターネットからはこちら

株式会社スピック
医療コンサルタント事業部
コーチクエスト

〒248-0006
神奈川県鎌倉市小町2-12-30
BMビル4F


HOME > コーチングエッセンス > コーチングエッセンス 2010,03,03号

コーチング・エッセンスVol.31

事例で学ぶ「アナライザータイプ」

今回は、タイプ別コーチング最終回の「アナライザータイプ」を事例でご紹介します。

慎重でデータを重んじるこのタイプの人は、あまり感情を表に出しません。

そんなNさんの事例を参考に、心をつかむコツを学んでみましょう。

★あなた:Nさんの目標は、3か月で5キロ減量することでしたね。現在1か月で2キロ減を達成しています。

理想的なペースですね。
☆Nさん:はい。
★あなた:何が効果的だったのでしょうね。思い当たることはありますか?
☆Nさん:そうですね…………。
★あなた:………………………。
Nさん:……第一に、毎朝ひと駅歩くようにしたことでしょうか。
★あなた:なるほど、毎朝がんばって歩かれたので結果が出たのですね。
☆Nさん:ええ、そうだと思います。
 
【ポイント その1】
アナライザータイプのNさんには、「すごいですね!」なんて大げさなほめ言葉は逆効果。

事例のように事実を淡々と述べれば十分です。相手はそれだけで「わかってもらえた」と感じ、

ほめられた気になります。それと、アナライザータイプが沈黙するのは、考え込んでいる証拠。

じっと待つという姿勢を見せるのが正解です。
 
--------------------------------------------------------------
 
★あなた:Nさん、第一にとおっしゃいましたが、ほかには何がありますか?
☆Nさん:はい、前回決めたとおり、食事のカロリーを記録しました。これです。
★あなた:どれどれ……ああ、毎日欠かさず正確に記録していらっしゃいます
ね。これは相当時間がかかって大変だったでしょう。
☆Nさん:いえ、それほどでも……。
★あなた:ここまでていねいに記録できる人はなかなかいませんよ。
☆Nさん:ありがとうございます。
★あなた:記録をつけてみて、疑問に思うことはありましたか?
☆Nさん:…………特に思いつかないですね。
★あなた:そうですか、では何か思いついたら、いつでも遠慮なくお聞きください。
☆Nさん:ええ、ありがとうございます。
 
【ポイント その2】
一度決めたことはコツコツと粘り強く続けるのがアナライザータイプ。クールに見えても、

自分の努力や成果が認められたときは、内心喜んでいます。

それから、このタイプの人は慎重なので、情報が不十分なまま動くのが苦手なようです。

あなたから「何か聞きたいことはありますか?」などと尋ねて、十分納得してもらうことが肝心です。
 
--------------------------------------------------------------
 
★あなた:ところでNさん、前回はお通じで悩んでいましたよね。便秘はダイエットの大敵ですが、今はどうですか?
☆Nさん:ええ、今も困っているんですよ。
★あなた:Nさんの食事記録を拝見すると、食物繊維が不足しているようですね。
☆Nさん:食物繊維? ……ああ、たしかにうちの夫は野菜が嫌いだから……野菜ジュースは飲むんですけれどね。
★あなた:野菜のほかに、きのこや海藻類などもいいですよ。これは主な食品中の食物繊維量の一覧表です。

Nさんの年代なら1日の目標量は18グラムです
ね。差し上げますので、意識してみてはいかがでしょう?
☆Nさん:ありがとうございます。よく見てみます。
 
【ポイント その3】
アナライザータイプは、おおざっぱな説明が苦手。あいまいな情報しかなければ、

どう行動すべきか判断できなくてとまどってしまいます。情報を提供するときは、

事例のように具体的な数値を示すことが大切です。食物繊維の目標量を具体的に述べたり、

一覧表を示してみるのもデータを重視するアナライザータイプにはぴったりの方法です。
 
--------------------------------------------------------------
 
☆Nさん:じっくり話を聞いてくれるから、ついつい夫のことまでしゃべっちゃいました。ごめんなさい。
★あなた:いえ、そう言っていただけてうれしいです。Nさん、私からひとつ提案してもよろしいですか?

☆Nさん:ええ、私にできることかどうか、わかりませんが……。
★あなた:食事記録に、食物繊維の量も書き加えるのは難しいでしょうか?
☆Nさん:……実際にやってみなければわからないけれど……試してみますね。
★あなた:よかった。わからないことがあったら、いつでもお聞きくださいね。
☆Nさん:ええ、よろしくお願いします。
 
【ポイント その4】
人間関係に慎重なアナライザータイプがプライベートなことを話し出すのは、相手を信頼している証。

Nさんの沈黙を妨げずにじっくり待った甲斐があったようです。このように信頼関係が築けたら、

提案も受け入れてもらいやすくなります。とはいえ、押しつけととられないように、

提案のしかたに気をつけてくださいね。

★☆★まとめ★☆★

アナライザータイプは、口数が少なく、クールで冷静沈着なイメージですが

人見知りの人も多く、人間関係には慎重なタイプです。

一見、取っつきにくい印象を持たれますが、信頼関係を築くと頼りになる存在になります。

ページTOPへ