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HOME > コーチングエッセンス > コーチングエッセンス 2010,01,12号

コーチング・エッセンスVol.29

事例で学ぶ「サポータータイプ」

今回は、前回に続き「人の役に立つこと」「援助すること」が大好きなMさんとの会話術を事例で学びましょう。

Mさんは40歳の男性、穏やかで柔和な雰囲気のぽっちゃりさんです。

サポータータイプもMさんの目を自分の健康に向けさせるコツをみてみましょう。

Let's Try! コーチング式保健指導

★あなた:Mさん、血糖値があがりましたね。思い当たることはありますか?
☆Mさん:うん、今ね〜自分の業務がちょっと忙しい時期なんだけど…
先月から同僚から

仕事を手伝ってくれっていわれちゃってね…。
★あなた:そうなんですか、大変ですね。今日は、そんななかでもMさんの健康のためにできることを考えましょうか。
☆Mさん:ありがとう、でもそれどころじゃないな。この後も同僚を仕事をサポートしなきゃいけないからね。
★あなた:そうですか。Mさんがそんなにしてあげて、同僚の方も喜んでいるでしょうね。
☆Mさん:だといいけどね。ありがとう!

●【ポイント その1】
自分のことよりも周りをサポートすることに喜びを見出すMさんは、典型的なサポータータイプですね。

人の気持ちに敏感で気配り上手だから、保健指導でも保健師に気を使ってくれます。

そんなサポータータイプのやる気をアップさせるのは、人の役に立っていることを認める言葉。

「喜んでいるでしょうね」は効果的な「承認」になります。


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★あなた:ところで、Mさんはお子さんが二人いらっしゃいましたよね?
☆Mさん:うん、8歳と5歳の娘がいるよ。
★あなた:10年後には18歳と15歳ですね。その頃、お嬢さん方にとってどんなお父さんになっていたいですか?
☆Mさん:18と15かあ……やっぱり元気で若々しい父親でいたいよね。年頃の娘たちが自慢できるようだといいな。
★あなた:そうですよね。でも、Mさんが今の健康状態のままでは、将来重大な病気になる危険性が高いんです。

そうならないように、今からMさんががんばって健康を保てば、お嬢さん方は喜ばれるし、

奥様の心配の種もなくなるのではないですか?
☆Mさん:……たしかにそうだね。家族のためなら、がんばらなくちゃ!

●【ポイント その2】
Mさんは、自分自身の健康だけなら、つい後回しにしがちなサポータータイプですが、

健康になることで家族が喜ぶなら…モチベートは上がります。

実際の保健指導でも、ご家族や周囲の人のためになるのだと伝えると、

始めて自分の健康に目を向けて、生活改善されるケースもよくあります。
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★あなた:ではMさん、具体的には何をしようとお考えですか?
☆Mさん:前に決めたとおり、バランスボールのエクササイズをやるよ。毎日10分間だったよね……。
★あなた……Mさん、本当にできますか? 無理していませんか?
☆Mさん:うん、だ、大丈夫だよ!!
★あなた:Mさん、血糖値を抑えるためにはストレスをためないことも大切なんです。

無理なら無理とおっしゃってもかまわないんですよ。
☆Mさん:……ごめん、やっぱり毎日は無理だな。週3回くらいにするよ。
★あなた:いいんですよ。その調子で、なるべくご自分の気持ちを優先してくださいね。

そのほうがストレスにならず、ご家族も安心されますよ。

●【ポイント その3】
人に気をつかって自分の本音を隠しちゃうのはサポータータイプの特徴です。
相手に「NO」と言えなくて、ストレスをためる人も多いようです。だから、サポーターの場合、相手が「NO」と言える環境をつくってあげることが大切です。サポータータイプの人が「大丈夫」って言っても、本当に大丈夫かどうか、十分確認する必要があります。
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★あなた:ではMさん、週3回、バランスボールでエクササイズをするのですね。いつから始めますか?
☆Mさん:家族を安心させるためにも、さっそく今晩から始めるよ!
★あなた:そうですか。Mさんは本当にご家族思いですよね。素敵です。
☆Mさん:えへへ、それほどでも……。
★あなた:Mさんががんばってくれると、私もうれしいです。
☆Mさん:そう言われると、やる気が出るよ。よーし、がんばるぞ!

●【ポイント その4】
サポータータイプは相手の期待に応えようとする傾向があるから、保健師の気持ちもくんでくれることが多いようです。

だから、「私もうれしいです」と伝えるのは大切です。

サポータータイプは「この人が喜ぶならがんばろう」とますますやる気になってくれるます。

「ご家族思いですよね」という言葉をかけるのも、相手を認めるよい方法です。

★☆★ まとめ ★☆★

職場でも家庭でも頼りになる「縁の下の力持ち」。そんなサポータータイプとの会話術はいかがでしたか? 

次回は、タイプ別コーチングの最終回、アナライザータイプを紹介します。お楽しみに!

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