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HOME > コーチングエッセンス > コーチングエッセンス 2009.07.01号

コーチング・エッセンスVol.21

事例で学ぶコーチング

相手のやる気を後押しするよきサポーターになろう!

 

今回の事例も保健師さんとクライアントさんの会話(保健指導)です。

Vo.20でもお話ししましたが、「相手のやる気を後押しするよきサポーター」になるための会話術は、

職場や家庭、教育の場など身近な環境でも活かせます。

ぜひ意識したコミュニケーション法で「相手のやる気を後押しする、よきサポーター」になってみてはいかがでしょう。

☆減量にチャレンジするNさん
営業部のNさんは働き盛りの30歳代。

忙しいなか、減量というゴールに向けて真面目にチャレンジしようとしています。

そんなNさんのやる気を盛り立てる会話術をみてみましょう。
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★あなた:Nさんの減量に向けて、具体的なゴールと戦略が決まりましたね。
☆Nさん:はい、がんばりますよ!
★あなた:一緒にがんばりましょうね! ところでNさん、私がお手伝いできることはありますか?
☆Nさん:お手伝いしてくれるなんて、うれしいなあ。……うーん、あると思うけど、今パッと思いつかないですね。
★あなた:もしよろしければ、「私が得意なサポートリスト」を用意してあるので、ごらんになりますか?
☆Nさん:へえー、「サポートリスト」があるんですか? 
どれどれ……「外食メニューの選び方」、「忙しい人のための10分間体操」……

なるほど、こういうことをお願いすればいいんですね。
 
【ポイント その1】
相手がゴールと戦略を決めたところで、あなたから「私にサポートできることは?」

「してほしいことは?」などと質問します。何を頼めばよいのかわからない人には、あなたから例をあげます。

その際、あなたから一方的に「○○をしてあげます」と言ってはいけません。

「○○と××ができます」という言い方をしたり、リストを示したりして、相手に選択権を与えるのが大切です。

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☆Nさん:あ、そうだ! カロリーの低い夜食のメニューを教えてくれませんか? 

残業で帰りが遅くなると、お腹が空いて眠れないんですよ。
★あなた:なるほど、眠れないのは辛いですものね。このプリントに簡単な夜食のレシピが書いてありますから、どうぞ。
☆Nさん:ありがとうございます。おお、うまそう! これなら毎日食べたいなあ。
★あなた:Nさん、私からひとつ提案があるのですけれど、よろしいですか?
☆Nさん:はい、何ですか?
★あなた:ちょっとだけお腹が空いたときには、温めた牛乳をゆっくり飲むというのはどうでしょう?
☆Nさん:いいですけど、なぜですか?
★あなた:牛乳をゆっくり飲むと、夜食を食べなくても満足感を得られることが多いのですよ。

カロリーが低いといっても、やはり夜食はなるべく控えたほうがいいですからね。
☆Nさん:なるほど、やってみます。

【ポイント その2】
相手がサポートしてほしいことを言ってきたら、否定することなく受け入れます。

そのうえで、相手にすすめたいことがあれば「提案」をします。提案するときには、

「〜するのはどうですか?」などと押しつけにならない言い方をすることが大切です。

★あなた:最後に確認させていただきます。Nさんのゴールは3か月で5kgの減量でしたね。

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そのために、毎日食事のカロリー計算をして記録し、週1回ジムに通い、4階の職場までは階段を使う。これでよろしいですか?
☆Nさん:はい、そのとおりです。
★あなた:あらためてお聞きしますが、本当にこの戦略でいいですか? 無理をしてはいませんか?
☆Nさん:……言われてみると、ちょっと厳しいかもしれません。
★あなた:どのあたりが厳しいですか?
☆Nさん:やっぱり忙しいから毎日カロリー計算をする時間はないかな……。食べた物を記録するくらいならできますけど。
★あなた:そうですか。では、食事内容だけでも記録するというのはどうでしょう?
☆Nさん:はい、そのように変更します。
 
【ポイント その3】
面談を締めくくる前に、相手が決めた目標や戦略を再確認します。

つい勢いで無理のある目標や戦略を口にする人もいますが、それでは挫折してしまいます。
「本当にこの戦略でいいですか?」と質問し、見直しを促します。

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★あなた:ではNさん、これらの戦略をいつから始めようとお考えですか?
☆Nさん:では、今日から始めます。さっそく階段を使ってオフィスに戻りますよ。
★あなた:すばらしい! Nさん、応援していますからね。
☆Nさん:そう言われると心強いですね。がんばります!

【ポイント その4】
最後にいつから始めるか尋ねるときには、「あなたは○○○をいつからと考えていますか?」と

相手を主語にした言い方をします。こう聞かれると、相手は「○○○は、自分の考えだ」と強く意識することができます。

★☆★ コーチングのツボ ★☆★

相手をサポートする手段はいろいろありますが、「応援する」だけでも立派なサポートです。

いくら目標があっても、一人でがんばり続けるのは辛いもの。電話やメールで励ましの言葉をかけることが、

何よりのサポートになる場合もあります。「もしよろしければ、週1回お電話しましょうか?」

「どんな言葉をかけてほしいですか?」などと聞いてから、相手に合わせたエールを贈るとよいでしょう。

 

 

 

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