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HOME > コーチングエッセンス > コーチングエッセンス 2009.06.20号

コーチング・エッセンスVol.20

相手のやる気を後押しする。よきサポーターになろう!

 今回も保健師さんからクライアントさんへの「保健指導」です。

でも言葉や状況を変えれば、職場や家庭、教育など、いろいろなの場面にも適応できるように思います。

ぜひ、ご自身の環境で「相手のやる気を後押しする、よきサポーター」になってみてはいかがでしょうか。

 

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保「Nさんは私にどんなサポートをしてほしいですか?」
N「うーん、そうですねえ」
(Nさん30歳代男性。ややぽっちゃりした真面目な青年)
N「太りにくい夜食を教えてくれませんか?」
保「えー? 夜食なんか食べちゃダメですよ」(まったく関心がなさそうに、横を向いてゴソゴソと探している)
保「それよりもほら、Nさんの運動メニュー! これを毎日やればカンペキ!」

(目を輝かせながらびっしり書きこまれたノートを見せる)
N「そ、そんな時間ないですよ……」(途方に暮れている)
保「Nさんのために作ったんですよ。うーん、会心の作!最高!」(ノートを見ながら悦に入っている)
N「……自分のためでしょ?」(疑惑の目)

相手がしてほしいサポートを聞き出す

相手の意欲を高め、ゴールに向けて背中を押すような質問をします。

そのかなめとなるのが、「私にサポートできることは何ですか?」という質問です。

あなたが「サポートしたいこと」を言うのではなく、「相手がしてほしいこと」を聞くのがポイント。

コーチング式では、主役は常に相手であり、自分はサポート役に徹するのが原則です。
そして締めくくりに「相手から決断の言葉を促す」という重要な仕事をします。
相手が自らの意志で決断したと自覚できるような質問をすることが大切です。
相手が気持ちよくスタートを切れるように、よきサポーターの心得を学びましょう。

相手を主役にする質問のコツ

従来の保健指導では、「私にしてほしいことは何ですか?」という質問が出ることはほとんどなかったのではないでしょうか。

戦略を考えるのも保健師なら、指示をするのも保健師。本来、相手をサポートするべき保健師が主導権を握っているという

パターンが一般的で、相手に「してほしいこと」を聞くなどという発想がなかったのです。

そこで、相手を主役にするコツをコーチングから学びましょう。「してほしいこと」をリクエストしてもらうための質問と、

相手の背中を押すような締めくくり方を紹介します。

1.相手のリクエストを聞き出す

「私がサポートできることはありますか?」などと質問することで、相手のリクエストを聞き出します。

ここで肝心なのは、相手に「してほしいこと」を決めてもらうこと。

それはあなたが「してあげたいこと」とはちがうかもしれませんが、相手は自分の弱点をよくわかっているはずです。

あなたがサポート役に徹することで、相手は「自分が主役なのだ」と自覚することができます。

たとえば…

「私がお手伝いできることは何ですか?」「何かしてほしいことはありませんか?」

2.あなたがサポートできることを示す

何を頼めばよいのか、なかなか思いつかない人もいます。そういう人には、

あなたから「サポートできること」を示してあげます。

ただし、いきなり「○○をしてあげます」と言うのは押しつけがましい印象を与えかねません。

「私にできることは○○と××です」のような言い方で、あくまでも相手に選ぶ権利があることを示します。

あなたができるサポートをリストに書き出しておき、相手に選んでもらうのもよい方法です。

たとえば…「私が得意なサポートはこれとこれです」「食事と運動のメニュー作りならお手伝いできます」

3.目標や戦略を確認する

これまでに決めた目標や戦略に問題がないか確認します。

相手が無理をして実現しづらい目標や戦略を掲げてしまう場合もあるからです。

「無理してないですか?」と聞くことで、相手はあなたに対して「自分のことを本当に

考えてくれている」と感じ、信頼感を寄せます。

4.最後に決断を促す

最後に、いつから始めるかを尋ねることで、相手から決断の言葉を引き出します。

相手に決定権があることを明確にするために、「いつから始めようと(あなたは)考えていますか?」と言うのがポイントです。

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