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HOME > コーチングエッセンス > コーチングエッセンス 2009.02.05号

コーチング・エッセンスVol.11

人それぞれ異なる "障害"と"強み"を把握しよう

障害と強みはゴールへの道しるべ

今までもゴール(目標)を明確にするコツを紹介しましたが、ゴールに向かう前にやるべきことがあります。

それは、相手の「障害」と「強み」を明確にすることです。
コーチングでは、目標達成を邪魔する要素を「障害」、目標達成を後押しする要素を「強み」と呼んでいます。

たとえば「運動する時間がない」というのは障害で、「運動する場所がある」というのは強みです。

この障害と強みを知ったうえで、目標を達成するためのベストの方法を考えることが大切です。
保健指導で忘れがちなのは、「相手がどんな事情を抱えているか」ということ。
人にはそれぞれ異なる事情、つまり障害と強みがあります。

それを考慮せずにやみくもに指導をしても、なかなかゴールに近づくことはできません。
相手とあなたの双方が、障害と強みを認識できる質問のコツを学んでみましょう。

心も環境も準備し面障害・強みを質問で引き出す

保健指導の成果を上げるためには、相手がどのような状況にあるか把握し、それに合わせて戦略を立てる必要があります。

そのためには、相手が抱えているマイナス要素とプラス要素をすべて並べてクリアにすることが大切です。

そのマイナス要素とプラス要素が、「障害」と「強み」なのです。
相手の障害と強みをもれなく聞きだすためには、まず相手が自分の現状に目を向けなくてはいけません。

そのためには、ただ「障害(強み)は何ですか?」と聞くよりも「3つ挙げてください」などと数を指定するのが効果的です。

そのほか、障害と強みを聞き出すための質問のポイントをみてみましょう。

「障害」を聞き出すポイント

障害とは、目標を達成するにあたってマイナスとなる要素です。

たとえば減量を目標としているなら、「外食が多い」「運動する時間がない」などという要素が障害となります。

どのような障害があるか認識しないまま戦略を立てても、うまくいかないのは言うまでもありません。

ですから、複数の答えを聞き出すようにして、すべての障害を明らかにすることが大切なのです。
いくつもの障害が挙がったら、「そのなかで一番簡単に解消できるのは?」と聞き、

さらに「解消できる方法を3つ挙げるとしたら?」「そのなかで一番早くできることは?」と質問を重ねます。

質問されることにより、相手は初めて障害と向き合い、解消する方法を考えることができるのです。

障害を聞き出すときには、「うまくいっていないこと」や「ついやってしまうこと」などと言い換えると相手は答えやすくなります。

たとえば…

「○kg減量するために、うまくいっていないことは何ですか?」「ついやってしまうことを3つ挙げてください」

「強み」を聞き出すポイント

強みとは、目標を達成するにあたってプラスとなる要素です。

たとえば減量したい人にとっては「近所にスポーツジムがある」「家族がヘルシーな料理をってくれる」などが強みになります。

また、「サポートしてくれる人」や「相手の長所」も立派な強みです。

「一緒に運動する仲間がいる」「カロリー計算が得意」など、どんなささいなことでも挙げてもらいます。

強みは、戦略を立てるためのよい材料となるので、多ければ多いほどよいのです。
なかなか強みが思い浮かばない相手には、過去の成功体験を尋ねるのも手です。
「粘り強く交渉したら契約にこぎつけることができた」という人なら、「粘り強い」という強みを引き出すことができるわけです。

そうするうちに、相手は自分自身の長所を認識でき、おのずとその生かし方が見えてきます。

たとえば…

「うまくいっていることを5つ挙げてください」
「協力してくれる人はいますか?」

★☆★ コーチングのツボ ★☆★

 障害を聞くときに陥りがちなのは、「○○さんは外食が多いですよね」「運動が苦手なんですよね」とあなたから挙げてしまうこと。

相手が自ら考えるのを止めてしまうので、言いたくなるのをグッとこらえて、相手の口から言ってもらうようにしましょう。

強みについても同じです。とくに強みは相手自身が自覚していない場合が多いので、辛抱強くさまざまな聞き方をするのがコツです。

 

 ※今回の「コーチングエッセンス」ではつい見落としがちな「障害と強み」を取りあげました。

次回はより具体的に「障害と強み」の事例をご紹介いたします

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