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HOME > コーチングエッセンス > コーチングエッセンス 2008.12.25号

コーチング・エッセンスVol.9

「承認」 人は認めてもらうと行動をおこす

これまで2回にわたって「ほめ方(承認」)を特集してまいりました。
前回も述べましたが「ほめる」は一番多く使われる承認のひとつです。
でも「よいしょ」や「おだて」は逆効果になります。

またワンパターンではなく、その人に合わせた「ほめ方」や「タイミング」がもっとも効果的なのです。
さて今回は、「ほめる」以外の「承認」スキルをお伝えします。
コーチングの承認とは「私は相手の存在の全てを認めている」ことをメッセージとして伝えることです。

つまり、承認とは、常に相手を肯定的に受け止め、見て心にとめたことを言葉に出し、相手に伝えることを意味します。

もっとも一般的な承認はほめることです。特に「がんばったんですね」「すごいですね」「よくここまでできましたね」

「すばらしい!」「さすがです」というほめ言葉を使うことで、「うれしい」、「やる気になる」、「自信がつく」という気持ちが生まれます。

人は自分が正当に評価され認めてもらえていると分かると安心し、やる気を高め、ゴールを早く達成することができます。

反対に、人は承認されないと、自分は評価されていない、自分の存在は価値がないと考え、モチベーションが下がり、

先に進めなってしまいます。このように承認というのはとてもパワーのあるコーチングのスキルです。
今回は承認のポイントと承認のスキルを使うコツを紹介します。

承認されることによる3つの効果

あなたが相手を「承認」することによって3つの効果が生まれます。

 

(1)相手のモチベーションや行動エネルギーを高めることができる

(2)承認されることで自分自身の中に価値が高まり、さらに大きく伸びようとする。

(3)お互いの理解が深まり、信頼関係が強くなる。

 

例えば、あなたが一言「良くここまでがんばりましたね」と言葉に出して相手 を承認すると、

相手は自分の努力を認めて貰えたと安心し、ますますやる気を 出してもっと成果を挙げようとします。

そしてあなたに対する信頼関係がより 強くなります。見方を変えれば、

この言葉がなければ次の成果が生まれないか もしれません。

反対に「私の事を何も理解していない!」「口ばっか!」と言 って、信頼関係は結べないでしょう。

「ほめる」以外の承認方法

気持ちを伝える
あなたの気づきや感謝の気持ちをそのままメッセージで伝えます。

あなたの相手に対する考え方が伝わり、安心感を与えることができるのです。
たとえば…

「○○さんの頑張っておらる姿を見て私も勇気が出ました」
「○○さんがしっかりと食事療法をされているのを知ってとてもうれしいです」

事実を伝える
論理的に考える人は、「さすが!」「すごい!」と賞賛されてもほめられた気分になれません。

事実をそのまま伝える承認が効果的です。
たとえば…

「これだけ細かく食事日誌を書くのには時間をがかかったでしょうね」
「毎日、計画通りにウォーキングを続けられていますね」

存在に気づいていることを伝える
「おはようございます」「こんにちは」「お元気ですか?」「お顔の色がいいですね」「お疲れかしら?」

などの声かけは、あなたが相手の存在に気づいているという承認です。

日頃から意識して声がけをすることが承認をマスターする一番の方法です。

また、視線を合わせるアイコンタクトも承認です。

まかせる・主役にする
まかせる事は最大の承認になります。
「Aさんの考えを聞かせてください」
「Bさんの方法で運動をしてみましょう」

言葉を使った承認の伝え方

言葉による「承認」の伝え方には
★You(あなた)メッセージ
★I(私)メッセージ
★We(私たち)メッセージの3種類があります。

(1)あなた(you)メッセージ
「あなた」が主語で始まるメッセージのことです。
「(あなたは)とてもがんばりますね」
「(あなたは)がまん強いですね。」

(2)私(I)メッセージ(とても効果的にメッセージを伝えられます)
「私」が主語で始まります。あなたメッセージよりも力強く伝わります。
「私はあなたのやる気を見て嬉しくなりました」
「(私は)すごくうれしいです!」

(3)(私たち(We)メッセージ》
「私たち」が主語で始まるメッセージです。
「私たちはあなたの早い回復を願っています」
「あなたの前向きな姿を見て私たちもやる気が出ました」

★☆★ コーチングのツボ ★☆★

手のやる気を引き出すためには、相手の事を受け止め、承認することが必要です。
例えば、人によってお酒を飲む理由は、ただ好きだからという人、心配事を飲んでまぎらわす人など様々です。

あなたは辞められない理由は何か、本人は本当はどうしたいのかに、耳を傾け、それを承認します。

ある保健士さんは「意識して相手の話に耳を傾けることで、相手の話の中にキーワードがある事に気がついた」と話してくれました。

それは「家族」「会社」「子供」「健康」に関わることなど相手にとってとても大事な言葉です。

意識して相手の話に耳を傾けると、相手の言葉の中には必ず「キーワード」があります。

そのキーワードを承認することでお酒を控えたり、禁煙を始めるなど相手の行動を変容するきっかけを作る事が必ずできるはずです。

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